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『久』 令和4年希望の一文字
令和4年 希望の一文字は『久』
更新日:
2022.01.18
令和4年 希望の一文字は『久』
この文字は本来、死体を後ろから木で支えている形の象形文字である。動詞としては「久す」と言い、支える意味になる。
死体を意味する文字が「久遠」や「永久」など「ひさしい」意味になるのは、生はつかのまで死後の世界こそ永遠だと信じた古代の人々の考え方による。
自然災害にせよ人災にせよ、今年は「虎」のように恐ろしい出来事が予想される。こちらも「虎」の如く、「寅(つつ)しみ」深く進むことで「久しき」ものをより久しく保ちたいものだ。
玄侑 宗久
*歴代の「希望の一文字」*
●平成22年『発』・平成23年『根』・平成24年『興』・平成25年『地』・平成26年『破』・平成27年『竹』・平成28年『生』
⇒続けると、「発根興地破竹生」(根を発し、地を興す破竹の生)という七言絶句が完成します。
●平成29年『夢』・平成30年『醒』・平成31年『遇』・令和2年『翁』・令和3年『香』・令和4年『久』
⇒続けると、「夢醒遇翁香久○」となり、残り1文字で七言絶句が完成します。残りの1文字は、どんな文字になるのでしょうか。