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三春藩主秋田氏の祈願寺 江戸時代初期の優美な仏像を数多く秘仏として保存

真照寺
真照寺
しんしょうじ
更新日: 2017.10.23

真照寺
真言宗の寺院で、寛喜3年(1231年)に津軽十三奏(現在の青森県五所川原市)に創建されたと伝えられています。

江戸時代の三春藩主秋田家の祈願所で、平安時代末期から南北朝時代の仏教典籍を所蔵します。また、2代藩主秋田盛季が旧領から三春へこの寺を移しました。その際に、藩主が数多くの優れた仏像・仏画を奉納しました。

本堂脇の古四王堂は正徳2年(1712)に3代藩主秋田輝季によって再建されたもので、その裏に群生する水芭蕉が春を彩ります。

真照寺の門前には、せり場跡があり、かつて馬のせり市が行われていました。馬産地として栄えていた三春には、遠方から売買・仲介を業とする馬喰や、せりに出される馬を育ててきた家族、見物人で賑わっていました。

施設名称
真照寺
所在地
〒963-7754 福島県田村郡三春町字新町258
駐車場
有り
お問い合わせ先
0247-62-2705
備考
真言宗

町指定文化財:古四王堂・附陳札、木造不動明王立像、木造帝釈天立像、木造四天王立像、木造聖徳太子立像、十二天図、八大祖師図など

境内の散策は自由。
本堂内拝観は要連絡。拝観には志納金が必要となります。

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