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自由民権運動の演説会場にもなった豪壮な建物が圧巻
龍穏院
りゅうおんいん
更新日:
2017.05.16
秋田氏の三春入部に伴って常陸宍戸(現在の茨城県笠間市)から移された秋田家の菩提寺で、曹洞宗の寺院です。三春へ移されたの際、秋田実季が、父・愛季(ちかすえ)の法号「龍穏院」を寺名としました。
本堂は14間に7間半の総欅造りの豪壮な建築で、戊辰戦争では傷病兵の病院として、明治時代には自由民権運動の演説会場にもなりました。
また、本堂裏には秋田家尊霊塔や秋田長季の墓所があるほか、徳田剣山、中村寛亭など三春を代表する文化人のお墓もあります。
- 施設名称
- 龍穏院
- 所在地
- 〒963-7765 福島県田村郡三春町荒町160
- お問い合わせ先
- 0247-62-3603
- 備考
- 曹洞宗
町指定文化財:秋田氏の墓、龍穏院の姫駕籠
境内の散策は自由。本堂内拝観は要連絡。本堂内の鳴り物に触れないこと。法要中は本堂内に立ち入らないこと。